Ｑ．韓国では、通常いつPPHを申請しますか？また、PPHの申請可能期限はいつまでですか?

A．韓国特許実務では、通常的に審査請求段階でPPHを申請することが多いです。また、出願段階で行う場合もあります。PCT出願の国際段階で国際調査結果報告書（ISR-WO）または国際予備審査結果報告書（IPEA-WO）で肯定的な結果を受けた場合であれば、PCT出願の国内段階移行の際にPCT-PPHを申請することができます。

韓国特許法や韓国特許審査基準では、PPHによる早期審査を申請することができる期限に対しては別途規定しておらず、韓国特許庁では、審査官が実質審査に着手する前まで、すなわち、意見提出通知書の発行前までにPPHによる早期審査を申請することができると口頭で案内しています。一方、PPHによる早期審査を申請するためには審査請求が先行されなければなりません。

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